エコウィルは、1つの熱源から電気と熱を同時に作ることでエネルギー効率を高める「コージェネレーションシステム」によって効率的に電気とお湯を作ります。
ガスを燃料としてエンジンを動かして発電させ、その際に発生した熱で給湯や暖房で使うお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておくのです。
エネルギーの利用率は92%と高く従来の電気供給システムの約2倍。
しかし、導入や交換費用が高額、上手に使うにはコツがいる、貯湯タンクが置けるスペースが必要、3年ごとの定期点検が必要などのデメリットがあり、エコジョーズの根強い人気やエネファームの発売などにより徐々に出荷台数が低下し、2017年9月30日をもって新規発売が終了しました。
シャワーやキッチンなどへの給湯、お風呂のお湯はりや追い焚き、床暖房や浴室乾燥機など温水暖房の使用なら、省エネ型ガス給湯器のエコジョーズへの交換がおすすめです。
発電機能は無くなりますが、交換や導入費用は他のエコ給湯器と比較しても格段に安くなります。
エコウィルはタンク内のお湯がいっぱいになると発電しなくなるため、エコウィルで電気代の節約効果が感じられなかったという方はエコジョーズへの買い替えがおすすめです。
また、できるだけ交換費用を安くしたい、入浴や家事のほか温水暖房を快適に使ってガス代を節約したい場合も同様です。
エコジョーズは従来型のガス給湯器と数万円程度の差で購入することができ、ガスの使用量やCO2の排出量も削減します。
古くなったエコウィルを交換する際には、同じくエコ給湯器の中から交換機種を選ぶという方がほとんどです。
エコウィルは販売が終了したため、現在人気のエコ給湯器はエコジョーズ、エネファーム、エコキュート。
エコウィルを買い替える場合、この3種類なら群を抜いて交換費用を低く抑えられるのがエコジョーズなのです。
エコウィルからの交換費用は概算で、エコジョーズなら25万~40万円、エネファームなら130万~180万円、エコキュートなら40万~80万円ほどとなります。
エコジョーズ以外は貯湯タンクが必要なので、そもそもの導入費用が高額ですし、構造も複雑なため故障した時の修理代金も高額になる場合があります。
安価でエコ給湯器を選ぶなら、エコジョーズへの交換がおすすめです。
エコジョーズは貯湯タンクを設置する必要がないため、導入や交換の費用が貯湯式と比べて格段に安くなります。
タンクが無いので場所を取らず見た目はスッキリ、工事時間も短時間となります。
瞬間式の給湯器なのでお湯切れの心配はなく、お湯はいつでも沸かしたてで清潔なため飲用も可能です。
エコジョーズは給湯やお湯はり、追い焚きや温水暖房などガスを使ってお湯を沸かす能力に優れています。
発電機能は無いので、電気をたくさん使うご家庭など発電をメインに考えるならエネファーム、更にランニングコストを減らしたい場合にはエコキュートがおすすめです。